先週は天災に見舞われたNYですが、台風明けはいたって平和。そして早くも秋の風が吹き始めています
週末にハリケーンが来るとの報道で街中大騒ぎNYは、ブルームバーグ市長の指示で27日正午から公共交通機関が一斉にストップ史上初めての出来事だったそうです。街中のお店もほとんど閉まっていて、なかばゴーストタウンのような状態そして、強制避難地域に指定されたエリアに住む人たちの避難も行われました
しかし、台風が通過したのは28日明け方だったのですが、朝起きたときにはもう過ぎ去っていて、なんともあっけないものでした。
ただ、ここからが大変なのがNY地下鉄の安全確認のため、との説明で、一度止まった電車は1日半後の月曜日朝まで復旧しませんでした。電車がなくて従業員が来れないため、お店もほとんど臨時休業。8月最後の週末なのにほとんど人も歩いていません
このハリケーンのことは日本でも大きく報じられていたようですが、NY、特にマンハッタンは被害も少なく、ここに住む日本人は誰もがたいしたことないと当初から思っていたのではないかと思います。これは23日に起きた地震のときも同様でした。震度2程度の揺れだったため、特に驚くことはありませんでした。
しかし、面白いことにアメリカ人の反応は日本人とは全く違いましたいまだに続くテレビでの報道を見ながら、育った国による感覚の違いに驚くばかりです。こうしたことだけでも、こんなに感覚が違うのだから、もっと多くのことでも日本とアメリカ、さらには世界の国々で国民性による価値観の違いがあるのはなんだか納得です
そして、世界のどこに行っても勤勉な日本人。台風明け、誰もがお休みをしている日曜日、しかも公共交通機関は完全にストップしている中、私のお気に入りのお肉屋さんJapan premium beef、そして私がよく食材を調達しているマンハッタンで大手の日系スーパーSun rise mart(といってもその規模はコンビニと大差ありませんが、、)はなんと営業Japan Premium Beefの店員さんは、どうしようか悩んだ末にお店を開いたそうですが、なんと私は夕方訪れたのに、3人目のお客さんだったそうです。アメリカ人だったら、お店を開くかどうか迷う前に、間違いなく仕事を休むと思うのですが、真面目な日本人の国民性を改めて感じました
といっても、中にはたくましく営業しているアメリカのレストランも。これは、老舗中の老舗Tavern on the green。窓ガラス補強のために、ベニヤ板を張っているところに注目です。
買い物に行く途中、歩道に倒れていた木。でも、マンハッタンではこんな光景はまれでした。
おすし屋さんの2階。日本のように丈夫なガラス窓でないため、テープで頑丈に補強されています。
9月5日のLabor Dayを過ぎると、NYは秋に突入私のNY3度目の夏も、あっという間に過ぎていきそうです。