お正月、いかがお過ごしですか。お正月文化のないアメリカでは1月2日から仕事という人も多く、あっという間に長かったホリデーシーズンも終わりに近づこうとしています。
このブログも、おかげさまで今年の8月を持って6周年を迎えようとしています。
まだまだ書こうと思っているのに書くのが追いついていない話題もありますし、昨年は予想以上にNYの仕事事情のブログ記事への反響が良かったので、そういった話題もどんどん掘り下げていきたいと思っています。
今年もどうぞよろしくお願いします。
NYでは今、日本に関連したことで、どのようなことが起こっているのでしょうか。
昨年ぐらいから、肌で感じる変化がありました。
それは、日系企業のNY進出。バブル期には地銀もこぞってオフィスを構えていたといわれるNYですが、日本の景気低迷と相まって、日本関連のビジネスは縮小傾向にありました。
しかし、去年はラーメン屋がかつてないほどの数、NYにオープンし、また、おしゃれな居酒屋もマンハッタンにでき始め、確実に「日本」関連のビジネスがNYに浸透してきていることを感じた1年でした。
私が愛読している週間NY生活、新年特大号でも、そうしたNYでの変化を特集で紹介しています。(記事は、新年特別号に載っています)
それによると、日本の地方が、その地方独特の食品や伝統工芸の販路に活路を見出すために、東京を飛び越えて、NYへやってきているそうです。
私の友人がブルックリンにオープンしたJ+B Design(こんなところです)
というお店は、日本の地方の企業が生み出した良質な品を揃え、日本文化発信の中心地的場所へと発展を遂げつつあります。
また、週間NY生活の記事によると、今月半ばには、マンハッタンに47都道府県で初めて新潟県の特産品を置くお店がオープンするそうです。
少子高齢化が叫ばれて久しい日本ですが、日本人の器用さ、勤勉さから編み出された品質の良い日本製品、変化に富み、素材の味を生かした日本食は、日本が誇るべき傑作で、そうしたものが、ここNYでも高く評価をされているのは、日本人としてとてもうれしいです。
今年は、英語の勉強を続けながらも、食事や本、伝統工芸等、日本の良いものにもたくさん触れる一年にしたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。