NYで異文化体験

韓国人男性が"Real Man"になるとき

韓国にあって日本にないもの。

それはずばり、兵役」です。
一般男性が軍隊に行くなんて、日本では考えられないです。

私の友達が、迷彩服を着て米軍基地で訓練している姿は、どうやっても想像できません。

でも、お隣の国、韓国ではそれがふつうに起こっているとは、なんとも驚いてしまいます。
仲良くなったクラスメートの女の子に、早速この制度について色々聞いてみました。

でも、実際に行ったわけではないので、詳しいことはよく分からないとのこと。
ただ、この2つは確かだそうです。

・兵役に行った後、たくましくかっこよくなって帰ってくる人がいる。

その子は、「兵役は、韓国人男性がReal Manになるときなんだよ~。」って笑って話していました。

・韓国人男性は、あまりに過酷なこの体験について、あまり話したがらない。

そのため、韓国人の女の子でも、兵役の実態についてはよく分からないそうです。
私のクラスメートの韓国人男性4人は、全員兵役経験者です。

あるとき居酒屋で、あまりに酔った韓国人の男の子が、「アメリカに留学しようと思っていた矢先に召集通知が来て、僕のキャリアが台無しになっちゃったよ。そのせいで、アメリカに来るのが2年も遅れたんだよ。あーーー、

あれはなんとも悲惨な体験だった」と兵役の話を切り出したので、これはチャンスと思って、「ねえねえ、どんなだったの~?」って聞いてみたのですが、「あまりにひどすぎて話せないよ。」ってあっさり拒絶されてしまいました。

どうやら、酔ったときに、この話題(切り出しだけですが、、、)が出るのはお決まりパターンのようで、韓国人の女の子は、隣りで、「またはじまったよ~。」って笑って流していました。
兵役の期間は1年8ヶ月だそうです。なんとも長いですよね。

そのため、兵役期間中に親切にしてもらった体験は、記憶の奥深くにしみこまれていくようです。

「xxちゃんは、兵役期間中も手紙をくれていたんだよ」、「これは、xxちゃんが兵役中にくれたプレゼントなんだ」とクラスメートの韓国人男性は、先日熱く語っていました。
まだまだベールに包まれている韓国の兵役制度。

いつかその実態が分かる日が来たら、ぜひ報告したいと思います。


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