LINEのオフィシャルストアがオープン!

私が日本に住んでいたのは8年前までですが、その時は、携帯電話でのメッセージ交換は、携帯用のEメールアドレスを使ったものでした。
ところが、数年前、日本に一時帰国した時に、友人皆がLINEへと切り替えていて、たった数年での時代の変化に驚きました。

ニューヨークでは、携帯でのメッセージ交換は、テキストメッセージか、フェイスブックのメッセンジャーが一般的です。ただ、テキストメッセージは、送信時にわずかながらお金がかかるので、携帯電話のパッケージプランを超えるような量のテキストメッセージをやり取りする人は、what’s app(LINEと同じようなアプリ)を利用したりしています。

LINEがどれだけ日本人以外の人に知られているのかは未知数ですが、どうやら、東京証券取引所だけでなく、NY証券取引所にも上場していて、LINEは私が思っていた以上に国際的な企業のようです。

そのLINEが、つい最近、タイムズスクエアの中心、それも、観光客が昼夜を問わずに集まるかなり目立つ場所に、フラッグショップをオープンしました。これは、かなり画期的なことではないかと、個人的に驚くと同時に、日本の会社、LINEの海外進出をぜひ応援したいと思いました。

かわいい雑貨が好きだったり、ちょっとしたテキストメッセージもかわいくしたりというのは、日本人独特の文化で、こうした考えは、もともとアメリカにはありませんでした。

アメリカ人がもともと携帯に使っていた絵文字は、
🙂   にっこりマーク
😉   ウインクマーク
😦   悲しいマーク
といったとてもシンプルなものです(いずれも90度時計回りに回転して見て下さいね)。

それが、数年前から、日本の絵文字文化が浸透し始めて、今では、emojiはれっきとした英単語になっていますし、フェイスブックにも絵文字が導入されたりしました。
それは、日本人と交流した海外の人たちが、日本人が使う絵文字を気に入って真似して使い始めたことがきっかけではないかと思います。
相手の顔が見えず、感情表現を伝えにくいテキストメッセージで、こうした絵文字やLINEのスタンプを使うことで、メッセージ自体がより生きたものになるという考えは、万国共通です。

正直、LINEがどれだけの知名度がアメリカであるのかは未知数ですが、東京だけでなく、ニューヨークでも上場していますので、海外進出に積極的な会社であることは間違いありません。

そして、そのLINEのお店には、等身大のマスコットがいたるところにあり、内装もメルヘンな感じで、異空間に入り込んだ錯覚を覚えるようなしかけがされています。
また、LINEでおなじみのキャラクターたちが、雑貨になったり、Tシャツになったりと、LINEでグッズが店内に所狭しと並んでいて、飽きることがありません。

ニューヨークのお店は、もっとシャープな感じのところが多く、また、アメリカ人は雑貨は使えれば良いという発想から、キャラクターものの雑貨を作ったりという発想がないので、きっとLINEが揃えた多くの商品に驚いているのではないかと思います。

LINEは日本の会社か韓国の会社か、という話がたまにありますが、LINEは日本の会社で、ただ、会社の株式の70%以上は、韓国のNaver(Yahoo Japanのようなサイト)を運営する会社が保有しています。

お店を入ってすぐに出迎えてくれる巨大なこの子と写真を撮るのは、なんと順番待ちです。

 

日本の会社の海外進出というと食品関連が目立ちますが、こうしたLINEのような会社がフラッグショップをオープンしたことは、海外進出を目指す日系企業にとっての新しいヒントになる気がしています。

LINE official store
1515 Broadway New York, NY 10010 (between 44th street and 45th street on 7th avenue)