NYから世界を考える

2026年をどう生きる?!

明けましておめでとうございます!
お正月、みなさま、どのように過ごされましたか。

アメリカは、11月の第4木曜日のサンクスギビングが家族や親せき一同で集う一年で一番大きな行事で、その後12月いっぱいはホリデーシーズンとして盛り上がります。ホリデーシーズンの過ごし方は、人それぞれ。キリスト教徒の人たちにはクリスマス、ユダヤ教徒にはハヌカがありますが、それ以外の人たちは、会社のホリデーパーティーに参加したり、友人たちと集まったり。

ニューヨークのホリデーシーズンの名物、ロックフェラーセンターのクリスマスツリー。このツリー自体は昔から変わらないスタイルですが、テスラのサイバートラックが走っているのは、時代の流れを感じます

5番街のセントパトリック教会の中には、この時期限定で、イエスキリストの生誕場面を再現した模型が飾られています

1月1日を日本のように特別にお祝いする国民は、実は、世界的に見ても珍しいかもしれません。アメリカでは、カウントダウンのイベントに行く人たちもいますが、1月1日は会社はお休みであるものの、何か特別なことをする風習はありません。中国人をはじめとする一部のアジアの国の人たちは、元旦ではなく、旧正月(旧暦の元旦で日にちは毎年変わりますが、1月下旬から2月中旬頃)を祝います。世界の国々では、宗教と祝日が紐づいていることが多いので、何の宗教にも基づかない元旦は、新年の始まりという意味以上に特別なことはないという人が多いのかもしれません。

そんなこともあり、"Happy New Year"という挨拶は、クリスマスを過ぎた頃から使うことができるというのも、ニューヨークに住んでから知った驚くべき出来事の一つです。

1月1日を待たずして、クリスマス後ぐらいからのプライベートやビジネスのメールの中で、"Happy New Year"、"Have a Happy New Year"、”We wish you a joyful holiday season and a happy New Year!”のように書いたりしますし、実際に会った際にも別れ際に"Happy New Year"と言ったりします。

1月1日は特別な職種以外の会社はお休みですが、それ以外のこの時期のお休みは12月25日のみという会社も多いです。12月最後の週は有給休暇を利用して休む人も多いですが、自営業の人たちの中には、大晦日の日まで働いているという人も珍しくありません。

そんなわけで、私も12月31日まで働き、新年は1月2日から稼働しています。ただ、お正月におせち料理を食べたいのはどこにいても変わらないので、今年は自宅用に少し買ったり作ったほか、元旦の夜はマンハッタンの老舗レストランで友人たちとおせち料理を食べました。

1963年創業、マンハッタンで最も古い本格和食レストランであるレストラン日本のお雑煮。友人たちとは様々な話に花が咲きましたが、究極的には、「健康で、後悔なく生きることが一番!」ということでみんなの意見が一致しました

ニューヨークでは、1月1日にイスラム教徒の社会主義市長、マムダニ氏による新政権が始まり(マムダニ氏については、過去記事をご参照ください)、果たしてニューヨークはどうなってしまうのかと戦々恐々としている人たちは多いです。また、アメリカによるベネズエラ大統領夫婦の拘束とニューヨークへの身柄移送が行われたことは、世界中で大きなニュースになっています。

いまや観光名所のようになっている5番街のトランプタワー。大晦日の夕方も大いに賑わっていました

5番街に店舗を構えている日本の企業はいまやたった2つになってしまいました。この写真は、そのうちの一つであるMIKIMOTOのおしゃれな店舗(もう1つは、源吉兆庵)。アメリカに住んでいると、年々日本の国力低下を感じざるを得ないことが多いですが、日本企業、そして日本人がもっと世界を舞台に頑張っていかないといけないと感じて久しい毎日です

今年は世界情勢を含め、様々なことが大きく動くような年になるのではないでしょうか。また、AIがさらに進歩し、私たちの生活や生き方にも変化が現れるかもしれません。

IT技術の発達に頼る場面が増える反面、こうした時代だからこそ、「直接会うこと」で築かれる人間関係がさらに意味を増すのではないかと、個人的には感じています。百聞は一見に如かずとはよく物事の心理を言い当てた表現で、たとえ短い時間であっても会うことで得られる情報や築ける関係は、どれだけ長いビデオ通話や電話にも勝ると思います。人間は社会的生き物であるという究極の真理は、どれだけ時代が変わっても不変なのではないでしょうか。文明の利器に頼りつつも、リアルな人間関係を重視して、健康で楽しく暮らしていきたいと思います!

皆さまにとっても実り多い一年となりますように。

 

 


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