お知らせ

今年もこの日がやって来ました!

つい最近まで、NYに来てまだ3ヶ月です、とかまだ3年です、なんて会話を交わしていたように思いますが、2017年8月11日をもって、私のNY在住暦は丸8年となりました。

不安のかけらもなく、希望に満ち溢れて渡米した8年前のことは今でも色鮮やかによみがえってくるので、あの日からもう8年もの時が経過していることに驚かずにはいられません。

 

File_003 (3)

久しぶりにやって来たのは、メトロポリタン美術館。夏の観光シーズンで大混雑でしたが、やはり、いつ来ても楽しい空間です。

8年の間に私の人生は大きく変わりました。
私は、自分の人生を変えたくてNYへ来たわけではなく、こちらのプロフィール記事に書いたように、ただただ海外生活に憧れていたこと、そして、NYが大好きで、その場所はNYであると確信していたことから、NYへ渡りました。

その大好きなNYで「生きて」いくことで精一杯だった最初の数年間。
初期の頃の私のブログ(ご興味ある方は、こちらの旧ブログをご覧ください)には、珍道中が数多く綴られています。
そして、日本とは大きく異なる海外生活の勝手や英語での生活にも慣れ、ニューヨークに「住む」ということができるようになってから、私のNY生活は大きく展開をしていくことになりました。

NY生活を通して、私は数多くのことを学びました。
アメリカという国について、日本は外からどのように見られているのか、欧米的な人生観、宗教観、アメリカ流仕事の仕方や物事の考え方、人付き合いの方法・・・。
私は旅行で海外の国々へは割りと頻繁に訪れていましたが、NYへ渡るまで、日本とアメリカでは、こんなにも色々なことが違うことに全く気がつきませんでした。

こうして多くの違いに触れ、そうした違いを受け入れていくことにより、「日本ではxxだけれど、アメリカでは△△ということがある」、「○○ではなく、◎◎という考え方もあるのではないか」といった感じに、私の考え方のパターンは、幾通りにも広がっていきました。

日本にいた頃には当たり前だと思っていたことが、一歩小さな島国の外へ出るとそうでないことは普通にあり、そうした経験を通じて、私の考え方や物も見方も大きく変わることになりました。NYへ渡ってからの一番の財産は、「日本基準」ではない世界基準で世界を捉えられるようになったことではないかと思います。人生を変えるというような大きな目標を掲げていたわけではなく、NYに住みたいとの一心でこちらへ移住しましたが、結果的に、NYでの生活を通して、私の人生は大きく変わることになりました。

NYに住むことにも慣れてきた今、今度は新たなステージとして、ライフワークにしたいと思えることをNYで実現することに専念していきたいと、9年目を迎える今、気持ちを新たにしています。

File_005 (1)

METに来た目的は、こちら。コムデギャルソンのデザイナー、川久保玲さんの特別展です。世界でもその名が知られる川久保さんの展示を目的に来ているお客さんも多くいました。

File_002 (2)

独創的な川久保さんの世界。

 

こちらのブログでは、引き続き、NYに住んでこそ分かるNY事情をお届けし、読者の皆様にNYの風を少しでも感じていただけるように、更新を続けていきたいと思っています。
ブログを通じていつも暖かいご支援をしてくださっている皆様には感謝の気持ちで一杯です。
これからも、どうぞよろしくお願いします。

2017年夏らしくない涼しい気候続きのNYから
white cat

 

 

 


0

-お知らせ
-, , , , , ,

© 2024 NYに恋して☆