遅ればせながらMerry Christmas
12月8日、ついにグランドセントラル駅内にオープンしたアップルストア(ニューヨーカーが待ちわびていたアップル新店舗についての過去記事はこちらからどうぞ)。歴史あるこの駅の雰囲気を生かしたシンプルなお店です。(写真が小さくて見にくいですが、お店は、遠くに見える2つのクリスマスリースの下、中二階になっているエリアです。)
クリスマスが過ぎると、待ちに待った大セールがスタートで、私が待ちわびていた日がようやくやって来ました
NYへ来て驚いたことのひとつが、年中セールをやっていることです日本では夏冬のセールは、シーズンが完全に終わってから在庫を売りつくすというパターンが恒例だったと思うのですが、ここNYでは年中ショーウインドーに「xx% off」といった宣伝を見かけます
その中でも大型セールは、大きなイベントとともにやってきます。
アメリカでの3大セールといえば、7月4日の独立記念日、そして11月末のThanks givingの翌日のBlack Fridayからクリスマスまで続くセール(Black Fridayについては、過去記事NYの景気を占う週末 をどうぞ)、そしてクリスマスを終えた直後の26日から年始までのセールです
NY在住が長い人の話によると、その中でも最大の値引きとなるセールは、クリスマス直後からのセールです
というのも、アメリカでは、大人になってもクリスマスプレゼントを家族で贈りあう習慣があり、みんなクリスマス前までに必要な買い物を済ませるため、それ以降物はなかなか売れなくなってしまうそうです。そのため、消費喚起を促すため、そして12月決算の会社が多いアメリカでは、年内に在庫を処分してしまいたいということから、もともと値下げされていたものがさらに大特価となって放出されるのです
私は特に物欲が強いわけではないのでこれといって欲しいものも特にないのですが、もともと買おうと思っていたものは、この時期まで待ったほうがお得なので、クリスマス明けの今日、早速街へ繰り出してみました。
去年まではこの時期にセールへ行ったことがなかったので知らなかったのですが、本当に何でも驚くほど安くなっていました。円高の昨今、日本からの観光客の方にとっては、さらにお得なシーズンだと思います。
面白いことに、買う人がいる反面、返す人もいるようで、クリスマスプレゼントが気に入らなかった人たちは、返品可能期間が過ぎてしまう前に、今日から続々とプレゼントの返品や交換のためにお店を訪れるので、お店はさらに忙しくなるようですもらったものを返すなんて、と思ってしまいますがこれが合理主義的なアメリカの一面なのでしょうか
次回は、NYで楽しくショッピングするためのコツを書いてみたいと思います
皆さんも良い年末年始をお過ごしください