日本人が思い浮かべる一般的なアメリカ人といえば、ハンバーガーやピザ、コーラばかりの生活で、車社会のため運動もあまりしないので、とにかく大きな人たち、といった感じだと思いますが、ニューヨークではいわゆる超肥満の人はあまり見かけません
もちろん日本人のほうがすらっとしていることに間違いありませんが、NYにも意識の高い人たちはたくさんいて、スポーツジムは平日早朝からフル回転だし、休日朝にヨガマットを持って歩いているお姉さんもたびたび見かけますまた、きれいなマンション(NYには古い歴史あふれる建物に住んでいる人が多いので、新しい建物は高級感あふれる感じです。)には、必ずジムがついています
最近アメリカ人とお昼に行く機会が多くなって、彼らが何を食べているのか観察しているのですが、ニューヨークの年頃でおしゃれな女の子たちの涙ぐましい努力にはただただビックリです
先日登場したイタリア系アメリカ人(こちらからどうぞ)は、いつもブランド物に身をつつみ、とてもおしゃれな女性。 彼女の日常はこんな感じ。
週に数回は、5時半に起床してジムに行ってから出社
地下鉄はなるべく使わずに20分ぐらいの距離だったら基本徒歩
お昼は毎日サラダ(アメリカのサラダはとにかく大きくて、日本の小さなコンビニサラダの5倍ぐらいのボリュームなので、これだけでもおなかいっぱいになるようです。)
サラダのドレッシングはこってりしていないものを選択
食生活に無頓着な男性ボスに連れられてピザやハンバーガーランチになってしまったときには、夜ご飯は抜き
毎日お昼サラダで飽きないのか聞いてみたら、こってりしたものは食べられないわ!と話していました。家でもよくサラダを食べているようです。そしてカロリーコントロールのために、ドレッシングは自家製。仕事で夜遅くなったときのごはんは、ヨーグルトとちょっとしたスナックだけとか。
こんな食生活を聞いたらすぐに気づくと思うのですが、そんなに美への意識が高い子たちも、健康な食生活の知識がはるかに低く、偏った食事をしています。日本にいたら、毎日30種類のものをバランスよく食べるということは、小さい頃から普通に教わってくることだと思うのですが、アメリカ人にその感覚は全くなく、とりあえず一日のカロリーが一定量以下になっていればOKという感じのようですそのため、食べ物のカロリーにやたら詳しいです。
毎日ランチに飲んでいるコーラをやめて、スタバのコーヒーのサイズをひとつ落として(それでもアメリカにはsmallサイズはなく、tallサイズからスタートです。)、ミルクとお砂糖の量を調整し、ちょっとしたスナックやキャンディーを控えるだけで、だいぶ違うと個人的には思うのですが、おせっかいなので、言うのは控えています。
肌のきれいさや細さは、日本にいるおしゃれガールズのほうがはるかに上を行っていると思います。 ニューヨーカーの食生活話、まだまだ続きます