NYで夏を楽しむ

さぁ、外に出よう!

NYの夏は毎年、突然やって来て、そして突然去って行きます。

日本に四季の暦があるように、アメリカにはアメリカ流の年間のリズムがあり、5月最終週の月曜日にあたるメモリアルデーが夏の始まりとされています。そして、9月最初の月曜日のレイバーデーをもって夏は終わります。
不思議なことに例年メモリアルデーの日は真夏日のようになり、そしてレイバーデーには少し肌寒い秋の風が吹いています。そして、NYの街は秋を一気に駆け抜け、冬への準備へと入っていくのです。

3ヶ月強のあっという間の夏の日々。
夏になると、あちこちで屋外で無料で楽しめるイベントも開催されるので、ますます街はにぎやかです。

そんなイベント開催場所の代表格がセントラルパークとブライアントパーク。

どちらも冬の間にはアイススケートリンクで皆を楽しませてくれる公園ですが、セントラルパークでは夏になると、テレビ局主催の早朝コンサート(テレビ局の朝のニュース番組の時間に合わせて行われます。)、夜になるとジャズフェスティバル、そしてシェイクスピアの劇も上演されます。(驚くべきことに、いずれも全部無料!)

一方、ブライアントパークの夏といえば、もはや風物詩ともいえる毎週月曜日の無料映画上映。

冬の間はアイススケートリンクで白銀の世界も、夏になるとスケートリンクが取り除かれてきれいに整備された芝生となり、大都会の真ん中でニューヨーカー憩いの場となっています。

今日は仕事帰りにブライアントパークの横を歩いていると、大音量の音楽が聞こえて来ました。

あまりの混雑で、遠くからの撮影なので見づらいですが、舞台で演奏するバンドメンバーたち

音に吸い寄せられるように近くに行ってみると、仮に設置された小さなステージの上で、生バンドの演奏をバックに歌っている女性がいました。名前は書いていなかったので、たぶん有名人ではないと思うのですが、その歌はなんとも心地よく、聞き入っていたのですが、ふと周りを見渡すと、みんなのりのりで踊っていました。

手前のおばさんは、一人で踊り続けていました(笑)

そして、どんどんハイテンションになっていくこんなおじさんも

人目を気にすることなく、初めて会った人とでもその場のノリで、いまこの瞬間を楽しむことに長けているニューヨーカーたちが大勢集まっていて、見ているだけでも楽しかったです。

いつ、どこで、どんなイベントが起こるか分からないのがニューヨーク。日も長くなったので、この夏は色々外に出て行ってみたいと想います。


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