すっかりご無沙汰してしまいましたが、お元気ですか。
NYは、ようやく長い長い冬から抜け出し、やっとコート無しでも外に出られるようになりました。
前回の記事以降、仕事やプライベートでNYを留守にしていたのですが、この春の一大イベントは、ホワイトハウス・春のガーデンツアーへの参加でした。
驚くべきことに、ホワイトハウスの素敵なお庭は、春と秋の年に2回、一般公開されています。
40年以上も前に、ニクソン大統領夫人が始めたガーデンツアーは、ホワイトハウスの年間行事として定着し、現在にまで受け継がれているのです。
一般公開の日程は、直前まで発表されません。今年の日程も、公開の2週間ほど前に、ホワイトハウスの公式HPで突然アナウンスがありました。実は、私はその時まで、ホワイトハウスのガーデンツアーが行われることも知らなかったのですが、ホワイトハウスのお庭に入れる千載一遇の機会、と思い、急いで電車のチケットを予約して、週末を利用してワシントンDCへと出かけました。ワシントンDCは、官公庁や政府機関が集結し、また、国際機関も多いので、雑多としたNYの街並みと比べると、秩序立った知性ある装いで、NYとはまた違った魅力のある、私がアメリカでNYと並んで好きな街の一つです。ホワイトハウスのガーデンツアーは、期待通りの楽しい思い出となりました。
ホワイトハウスといえば、一番警備の厳しい場所の一つだと思いますが、そのお庭を一般開放してくれるのは、大統領と一般庶民の距離の近さの表れだと思います。
次回以降では、チケットの入手の仕方やお庭での様子をご紹介したいと思います。