ただいまニューヨーク時間の深夜1時をまわっていますが、選挙速報に釘付けで夜ふかししています。
今日は職場を出るのが遅くなってしまい、気づいた時にはトランプ優位という誰もが予想していなかった結果があらゆるメディアで報じられていて、ただただ驚いています。
私の周りの投票権がある人たちの中でトランプを支持している人は誰もいません。
都市部の有識層は民主党のヒラリー派。真っ赤に塗られたアメリカの地図は、保守派が多いことで知られる中部の州ばかりです。
立候補時には誰もが何かのジョークだと思ったトランプ氏は一体どこまで走り続けるのでしょうか?!
まだ開票中の州はどこも接戦。現時点で15票差という州まであります。
これらの州について、メディアは、"It's too close to call."(接戦すぎて結果が分からない)と報道しています。(ここでの"call"はjudge=判断するという意味です。例えば、何かを決めなければいけない時にあなた次第です、という場合は、"it's your call"という形で使います。)
出社前に投票に行った同僚が朝、興奮気味に投票所の様子を話してくれて、写真もくれました。
なかなか日本のメディアでも公開されないのではないかと思われる11月8日の生の様子を一挙に公開したいと思います。
多国籍の人たちに対応した案内。中南米と中国出身の人の多さを物語っています。
投票所は主に小学校。
投票所ではまず名簿をもとに身分確認が行われるそうですが、驚くことにシステム化されていず、紙の名簿なので、やたら時間がかかっていたようです。
投票は個別のブースで行います。
投票用紙はマークシート式。大統領と副大統領のペアのどれかを選択します。同じペアが重複してあるのは、各党ごとに推薦するペアを示しているから。例えば、一番右側の労働家庭党は、自分たち独自の候補がいないので、ヒラリーとティムのペアを推しています。
34丁目の11アベニューにそびえるJacob Javits Center前の朝の光景。やたらメディアがいると思ったら、このイベント会場が、ヒラリー支持者が開票速報を見守る場所のようです。
結果が出るまでもう少し時間がかかりそうな大統領選挙。アメリカ国民は誰を次期国の舵取り人に選ぶのでしょうか。
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