みなさま、ホリデーシーズン、いかがお過ごしですか。
クリスチャンではなくても、クリスマスの時期はなんだかワクワクするのは不思議です。
クリスマスイブはNYの象徴、エンパイアステートビルもクリスマス仕様。
アメリカは、ホリデーシーズンを目前にオミクロン変異種が猛威をふるい始め、会社によってはホリデーパーティーがキャンセルになったり、知人の知人が感染してしまったなんていう話が数日に一度は飛び込んできたりと、いまだ少し緊張感が漂うホリデーシーズンとなっています。
オミクロン変異種による人手不足で、主要航空会社がクリスマスイブとクリスマス当日の飛行機を次々とキャンセルしたこともニュースとなっていました。コロナとの戦いはまだまだ続きそうです。
そのような中、昨日は嬉しい発見がありました。
ふと思い立ってショッピングへとWest Villageエリアへと出かけてみたのですが、帰り際に、なんとワシントンスクエアパークでのクリスマスイブのコンサート現場に遭遇。
West Villageと言えば、古き良き時代のニューヨークを残した数少ないエリアで、その中心を東西に走るBleeker street沿いには、昔ながらのレストランやカフェ、雑貨屋さんが立ち並んでいます。"Sex and the City"のファンであれば、Bleeker streetから横に入った裏路地に、主人公キャリーのアパートに使われたおしゃれなタウンハウスを訪れたことがある人も多いかもしれません。
そんなBleeeker streetの少し北、東西のど真ん中に位置するのがワシントンスクエアパーク。
幻想的な白いアーチが有名で、季節の良い時期には、アーティストたちが踊ったり音楽を演奏したり、子供達が水浴びをしたり、大人たちはランチを楽しんだりと、ニューヨーカーの憩いの場となっている開放的な公園です。
ワシントンパークのクリスマスツリー、実は12年のNY生活で見たのは初めてかもしれません!ワシントンスクエアパークのあるWest Villageは、マンハッタンの中でも家賃が特に高くて人気のエリア。セレブリティーも住んでいるような場所です。品の多い人たちが多いこのエリアを象徴するかのように、上品なクリスマスツリー。
こちらは、アーチの反対側。おしゃれさんがいると思ったら突然始まった撮影会。
コンサートの一幕。
そんなワシントンスクエアパークで遭遇したクリスマスイブのコンサートは、毎年の恒例行事で楽しみにしている地元の人も多いイベントのようです。昨日も開始15分前ぐらいからあれよあれよという間に人が集まり、アーチの前と後ろそれぞれに人垣ができました。
英語圏で育っていない私は、どんなに知っている曲でも皆に合わせて英語の歌詞で歌うことはできませんでしたが、ピリッとした寒空の下、伝統行事を大切に暮らす地元の人たちに囲まれて、神聖なひとときを楽しみました。
ワシントンスクエアパークの北側で見かけたおしゃれなアパート。あかりがついた家の中にもおしゃれなクリスマスツリーが見えます。
ワシントンスクエアパーク近くの教会。クリスマスイブにはオンラインでミサを行ったようです。
長引くパンデミック。そして次々に出てくる規制の数々。
高望みしたらキリがありませんが、今年も健康でそれなりに楽しく暮らすことができたことにただただ感謝する年末です。
大掃除の様子をのぞきにやってきた愛猫。小さな部屋の中を私にくっついてウロウロしています。こんなに可愛い猫が我が家にいることの奇跡にも感謝する日々!