Kombuchaという響きは、昆布茶のように誤解されがちですが、まったくの別物です。
Mayo clinicというアメリカで有名な病院のホームページでは、kombuchaは、「紅茶、砂糖、バクテリア、イーストでできた発酵飲料」と紹介されています。高血圧やガンの予防や抑制にも貢献するとも言われているけれども、科学的根拠はないとも書かれていました。その一方で、免疫システムの強化に繋がるとの推進派もいることも事実です。
アメリカと言うといまだに太った人が多い、というイメージを持つ人も多いかもしれませんが、ニューヨークはその限りではありません。
ニューヨークには、男女共に、涙ぐましい努力で体型維持に努めている人がたくさんいます。そんな彼らの後押しもあって広まったkombucha。今では様々な味の商品が手に入ります。
シュワッとしたラムネのような爽やかさが暑い夏にぴったりのkombucha。アメリカのスーパーやデリではどこでも売られていますので、ぜひ機会がありましたら、本場の味をお試しください。最近はアルコール入りも登場しています。
私にとってKombuchaはそういう爽やかなイメージばかりでしたが、ニューヨーク在住歴が30年近くになっている友人によると、kombuchaは昔は家で手作りするもので、友人の友人で、もしかしたらドラッグに手を出していそうな人が、90年代に、自宅トイレの隅っこで、kombuchaを作っていて、みんなで家に遊びに行った時、そんな場所に置かれた瓶を突然出してきてびっくりしたそうです。確かにWikipediaにも、家で栽培できる飲み物、と書かれていました。
日本では、昭和40-50年代に、紅茶キノコとして広まったようですが、日本とアメリカのkombucha、飲み比べてみたいです。