ニューヨークを代表する新聞、New York Times紙は7月20日付の記事で、眞子様と小室さんを巡る婚約事情と小室さんのフォーダム大学留学を巡るあることを報道しました。
https://www.nytimes.com/2018/07/20/world/asia/princess-mako-fiance-fordham.html
New York Times紙は独自取材による鋭い分析とレトリック技術を駆使した文章表現で知られ、NYを代表する新聞社です。
その取材力には目を見張るものがあり、特に、日本の皇室に関しては、専属皇室ウォッチャーがいるのか、その内容の正確さと日本の外からの独特の分析にいつも驚かされています。(過去には、愛子様の不登校問題について、日本のマスコミが書かない切り口で記事を載せています。こちらからどうぞ。)
その記事は、日本のメディアでは報じていないのではないかと思われるこんな内容で始まっています。
「通常新入生について言及しないフォーダム大学のロースクールが、公式HPにて、日本の皇室のプリンセス、眞子様の婚約者である小室さんについて記載していましたが、宮内庁からの要請を受けて、「婚約者」という文言を削除しました。」
そして、記事は、王室の代表格であるイギリス王室に今年嫁いだアメリカ人女優、メーガン・マルケルさんのこと(混血で離婚経験があるけれども格式あるイギリス王室に嫁いだ方と記事では書いていて、周囲から結婚に対して圧力をかけられている小室さんと対比しています。)にもさらっと触れながら、眞子さまと小室さんの婚約発表、その直後には周囲から祝福されていた二人の婚約が、小室さんのお母さんの元恋人からの借金問題等で暗礁に乗り上げてしまい、今回の宮内庁からフォーダム大学への申し入れへ至った話へと続きます。
フォーダム大学は、宮内庁と小室さん双方に話を聞き、実際に婚約のセレモニーが行われていないことから、日本の皇室の長い伝統と宮内庁の慣行へ敬意を表し、今回の「婚約者」という文言の削除へと至ったようです。
このブログのトップ記事と合わせて、こちらもフォーダム大学。音楽ホールで知られるリンカーンセンター近くの好立地。
さらに記事では、いまだに家族の背景を重視する日本の結婚感に触れ、ハリー王子と結婚したメーガンさんのお父さんも、メディアで色々言われたりしたけれども、二人の結婚を反対する声はなかったと、家族同士の結びつきを重視する伝統的な日本の結婚感と、本人同志の意思を尊重する欧米の結婚感の違いについても述べていました。
フォーダム大学によると、小室さんは、1年間のマスタープログラムに参加した後、さらに2年間のプログラムへ進むことを希望されているようです。
日本ではあまり馴染みがない大学かもしれませんが、フォーダム大学は、マンハッタンの一等地にキャンパスを構え、特に法律分野では有名な大学です。
勉強量がとにかく多いことで知られるアメリカの大学。特に法律分野となれば、弁護士を目指して世界中から優秀な学生たちが集まってくるはずです。
そんな環境で、小室さんが、マスコミの雑音をよそに、自らの学問に専念できますように。
そして、眞子様と小室さんが、お二人にとって、一番幸せとなる人生を選択できますように。