このブログはもうすぐ開設8ヶ月を迎えますが、今までレストランやカフェの紹介は1度(こちら からどうぞ)しかしていません。
それは、ガイドブック、そして個人のブログで、有名なお店はきれいな写真つきで紹介されているので、そちらを見たほうが役に立つのではないかとの思い、そして、どんなところへ行っても日本のほうがおいしいことが多く、あえて紹介する必要がないのでは、との思いからでした。
しかし、ガイドブックには載っていないけれどニューヨーカーに人気でいつ行ってもにぎわっているお店、地元の人しか知らない穴場なお店が多々あることも事実です
また、ガイドブックに載っている数多くのお店の中から、短いニューヨーク旅行中に行くべきお店を絞るのは難しいのではないでしょうか
そこで、絞りに絞って、ニューヨークをさらに楽しむために、ぜひ1度は行ってみたいお店に限定して、少しずつ紹介していきたいと思います
味、お店の雰囲気の両方の条件を満たしたおすすめのお店を載せていく予定ですので、旅行の際に参考にしていただけたらうれしいです。
ファッションの中心地SOHO
観光でも欠かせないスポットですが、買い物に疲れてひと休みしようと思ったときに、意外と適当なカフェが見つからないことも。
そんなときに立ち寄りたいのが、The Housing Works Bookstore Cafe
観光客でにぎわうBroadwayの1本東を南北に走るCrosby street沿いにあり、観光のついでに寄るのにも便利な立地。
ここは、Housing Worksというエイズとホームレス撲滅のために活動するチャリティー団体によって運営されています。Housing Worksは、1990年の設立以来、ホームレスへの住宅提供、医療や精神面からのケア、職業訓練等を通じて、ホームレスやHIV、AIDSに苦しむ2万人以上の人々へのサポートをしています
扉には数々の受賞を祝したシールが。
ここは、そのボランティアによって運営される古本屋併設のカフェ。
知らないと通り過ぎてしまうような小さな入り口ですが、一歩中へ入ると、歴史を感じる木造の本棚に所狭しと本が並び、奥のカフェでは、そんな本を読んだり、PCで作業をしたり、と思い思いの時間を過ごす人たち
古本屋ですが、中2階もあり蔵書数はかなりのもの。
コーヒーも1杯約2ドルと良心的な値段設定カップケーキや軽食もあり
お金は全額、Housing Worksの活動資金へと充てられます
日本のカフェと違い、店員さんが監視しているわけでもないので、長居も可能。
そして、トイレがあるのもポイント(日本と違い、NYはカフェやレストランにトイレ併設が義務付けられているわけではないようで、トイレも利用しようと思って入ったお店にトイレがなかった…、なんてこともあるので要注意です
)
ふらっと立ち寄ったら、思いがけずにいい本と出会えることもあるかもしれませんまた、日替わりでイベントもやっているので、楽しいイベントに出会えたらラッキーですね
Crosby streetは、SOHOらしさの石畳のこんなおしゃれな通りです。
ちょうど桜が咲き始めた頃。日本の桜と違って白いので、一見桜に見えません。
The Housing Works Bookstore Cafe
126 Crosby Street New York, NY 10012 (East Houston streetとPrince Streetの間)
月~金:10am-9pm
土、日:12pm-7pm
http://www.housingworks.org/social-enterprise/bookstore-cafe/