NYで驚きの体験 NYに住む

あわや家なき子?!ドタバタ引越し劇

今年の夏はどこにも行くことなく気づいたらもう秋になってしまいました。
この夏の一大イベントは引越し。

2年前にひょんなことからマンハッタンを離れてブルックリンへの引越しをしたのですが、今思えばそれは大正解。
パンデミックでゴーストタウンと化したマンハッタンではなく、ブルックリンの閑静な住宅街で、メディアでの報道とは別世界の静かな環境で巣篭もり生活をしていました。

こんなに広い公園が近くにあったのはブルックリンならでは。

マンハッタンと違って刺激が多いわけではないですが、緑溢れる環境とスーパーも近くて生活に便利な環境でそれなりに気に入っていましたが、やはりマンハッタンが恋しくなって、契約更新をせずにマンハッタンへ戻ることにしました。

ブルックリンの家。一見迫力ある建物かもしれませんが、よーく見るとあまり手入れされていないことがよく分かります。
こうしたことは入居してみないと分からないですが、あからさまにお金目当てのマネージメント会社だったため、住んでいた2年間、マネージメント会社の対応には呆れることばかりでした。

 

NYの街は昔から動きが早く、それはコロナの間、そして今も変わりません。
あんなに閑古鳥が鳴いていたマンハッタンも、気づけば少しずつ人が戻り、6月半ばの突然のコロナ終息宣言で様相は一気に変わりました。
その後デルタ変異種の不安から今はいっときよりも待ち行く人は少ないように感じますが、少しずつポストコロナへ向けて街は変化しつつあるのを感じます。

そんなマンハッタンでは、パンデミックの間、富裕層は郊外の別荘へと避難し、オフィスワーカーは一斉にリモートワークとなったことから、マンハッタンでの高い家賃を払うことを避けるために賃貸層の多くがマンハッタンを離れ、実家や別の物価が安い都市から働く選択をしました。
それにより、空前の底値となっていたマンハッタンの不動産。

ある不動産サイトによると、そのサイトが立ち上がった2000年前半以降で記録的な安さとなっていたそうです。
大家さんはテナントを獲得することに必死で、不動産ブローカーの手数料を無料としたり、フリーレントといって1、2ヶ月分の家賃を無料とするなど、あの手この手で借主を見つけようとしていました。

夕暮れ時のマンハッタン。まだ人は以前のように戻っていませんが、やはりこうした景色を見ると落ち着きます。

こうした事情にも後押しされて物件探しを始めたのは6月末。
素晴らしいブローカーさんと知り合うことができて、私の大好きなエリアでの物件にあっという間に巡り合うことができました。

マンハッタンの古いアパートは、Coop(コープ)と呼ばれる形態が多いです。
物件保有者が株主となり、ビルの運営にも関わる形態で、Coopは昔からのしきたりで色々細かいルールがあったり、入居の審査も面倒だったりします。

私の場合は賃貸なので問題ないでしょう、ということだったのですが、頑張ってすごいスピードで集めた私の書類の審査にはなんと1ヶ月もかかりました。前のアパートの契約最終日まで半月ほどと差し迫った時、ある1通のメールが届きました。

突然、入居前の面接に呼ばれたのです!
経験豊富な私の担当不動産ブローカーさんも、賃貸でこんなことはほとんど聞いたことがありません、と驚いていました。
インターネットで調べても、購入以外でのインタビューの対応については全然出てきません。

ネイティブでないので、面接、と言われるとつい構えてしまうので、できれば対面が良いなぁと思っていましたが、対面かzoomでと言われていた面談はzoomで行うとの連絡が届きました。
この時点で、申請書類に書いていた入居希望日の8月15日まであと数日、そして、当時のアパートの契約終了の8月31日までもあと半月。
もし面接に落ちてしまったら後がない、という状態で、私は人生初の賃貸アパートの入居面接を迎えました。(続)


+3

-NYで驚きの体験, NYに住む

© 2021 NYに恋して☆