本気で英語上達

日本で習わないお金にまつわる英語表現

久しぶりの更新となってしまいましたので、今日は軽い話題を。

日本の英語教育とアメリカで実際に使われている英語の間には大きな開きがあります。日本の教科書で習った表現をアメリカでは全く聞かないことや、逆に、日本では全く習ったことがないのにネイティブの人たちがよく使う表現もあります。

こうしたギャップは、残念ながらどうしようもないので、ニューヨークに渡ってから、そういった表現に出会っては、ひとつひとつ英英辞典で確認し、こつこつと勉強してきました。

今日は、その中から、お金にまつわる日本では聞いたことがなかった表現についてご紹介したいと思います。

bucks - これは、dollarsと同じ意味です。単数形がbuckで複数形がbucks。
1 buck, 250 bucksといった形で、1 dollar、250 dollarsという代わりに使います。

なぜdollarという表現があるのにbuckという全く同じ意味のbuckという単語があるのか分かりませんが、dollarは短い単語の中にlとrが入り込んでいて、早口で話したりする際にネイティブでも言いにくいのではないかと思います。その点、buckは誰でも簡単に発音できます。

buckはdollarと全く同じ意味なので、文章にすると、
A: "How much is it?"  

B: "It's 45 bucks."

といった感じになります。

また、こちらも日本では知らなかった英語表現ですが、thousandと同じ意味で、grand という言葉があります。こちらは、ネイティブの人が発音した場合、最後のdははっきり発音しないので、「グラン」と聞こえます。

この表現もthousandはthが入っていて発音しにくいので、発達した単語なのではないかと思います。意味を全く知らない頃は、15 grand (アメリカでこういった場合、単位はドルなので、15000ドルという意味です。)と言われてもぴんときませんでしたが、ネイティブの人は意外と使っています。

どちらもスラングではなく、標準英語として使われているので、日常生活で使っても問題ありません。ただ、仕事での重要なミーティングや高級レストランでこうした言葉を耳にしたことはないので、上品さには欠けるのかもしれません。

アメリカではよく使う言葉ですので、旅行での買い物の際などに実際に使われている場面を確認してみてください。また、ご自身で実際に使ってみてください。

 


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