NYで驚きの体験

我が家のみみ様、思わぬ出来事で獣医さんへ

ちょうど1週間ちょっと前、たまたま見た星占いで、これから1週間は地軸が不安定になるので驚くようなことが起こるでしょう、という予言があったのですが、先週はその予言が見事に的中し、数年に一度あるかないかということが立て続けに起こった週でした。

その一つが、タイトルにも書いた愛猫の体調不良。

火曜日の夜少しくしゃみをしていたのが気になっていたのですが、なんと翌朝大きなくしゃみが20連発ぐらいあり、普段物音では目覚めない私もびっくりして起きるとまだ朝の5時半でした。
心配になってすぐに起きて色々観察してみたのですが、食欲も旺盛でトイレもいつも通り。くしゃみ以外、おかしなところは全くありません。

人間と同様に、元気の秘訣は身体に取り入れるものと思い、愛猫の餌にも最新の注意を払ってきました。
そして、長生きしてもらうようにと、私の周りで元気な人が使っていて私も10年近く愛用している還元水の浄水器から出した水しか与えていません。そんなおかげか、毛並みもさらさらで健康的な体型のみーちゃんですが、今回のくしゃみはただの生理現象とは思えません。

最初はただの風邪かと思ったのですが、急いでネットで調べてみると、猫のくしゃみは人間と違い、何かの病気のサインでもあるようです。
心配になっていくつものサイトをみたのですが、どのサイトにも同じようなことが書いてあります。

こちらは今日撮影。この作業椅子は私がよく座っているので、お願いすると、私が座るスペースを空けて半分だけで寛いでくれます。

 

猫好きの親しい友人に相談したところ、猫は飼ったことはないけれどキャットシッターの経験が豊富で我が家の猫のことも溺愛してくれている友人が、自然な治療が良いとホリスティックな治療を行う病院を見つけてくれました。
他にもいくつかの病院に電話をかけてみたのですが、一番に電話が繋がったのが、そのホリスティック治療の病院。2日後に予約が取れました。

予約が取れ次第、仕事を抜けても獣医さんに行こうと決めていたので、早朝、動物病院が開く前に会社に連絡を入れました。「猫が体調不良で至急獣医さんのところに行かなければいけないので、突然ですみませんが、予約が取れ次第有給休暇をいただきます」とメールしたのです。
日本では自分の体調不良以外、それもペットの体調不良で仕事を急に休むなんて、となってしまうと思いますが、アメリカではペットは家族の一部。急なお休みでも文句を言う人はいません。

予約は取れたものの、一番の気掛かりは人見知りが激しくてしかも勘の良い我が猫をどのようにして病院に連れて行くか。
その週は静かな場所で一人の時間を過ごしたかったのか、日中もクローゼットの奥の高い棚の上、それも真っ暗なところで過ごしていたみーちゃんですが、案の定病院の予約が入っていた日も私が背伸びして届くか届かないかという棚の上へ行ってしまいました。私が台の上にのぼってなんとかおろして急いでキャットケージに入れてUberで病院へ。

とても対応の良い病院で、事前にネットで私とみーちゃんのプロフィールを作成していたので、受付もスムーズでした。
日本でもそうなのでしょうか。受付では、私の名前ではなく、我が家のペットの名前が呼ばれるのです。

先生はプロフェッショナル。みーちゃんに自分のペットのように大切に接してくれて、診察もてきぱきとしていてあっという間に終わりました。

結果は、全く異常なし。ストレスかなんらかの埃などによるアレルギー反応では、ということで、薬の処方もありませんでした。

こちらも今日撮影。なぜか私のものの上に座るのが大好きなみみ様。今にも話し出しそうな表情が愛らしいです。

 

先日のこちらの記事で書きましたが、現在我が家が売りに出されていて、内見でたまに知らない人が少しだけ部屋を見にやって来ているのですが、全く知らない人が来るので、自分の身の危険でも感じてストレスになっていたのでしょうか。はっきりした原因は不明ですが、大事に至らなくて一安心です。初めての訪問だったので、念のため血液検査も行なったので、結果を待っています。
いつもよく動くので体重も測れずにいましたが、病院で測定してくれて、10lb(4.5kg)という判定が出ました。測定中、アシスタントの方が多少みーちゃんの身体に触れていたので、その重さも入っているのではないかと思いますが、一応データも取れて良かったです。

猫を飼っている別の友人は、rescue remedyを勧めてくれ、早速近くの自然派サプリのお店に買いに行きました。
小さな瓶に入った液体で、数滴を食べ物に混ぜたり、近くで匂いを嗅いでもらうことでストレスが緩和されるそうです。

不思議なことに、獣医さんでは何かしたわけではないのですが、戻って来てから症状はすっかり沈静化したみーちゃん。

出来上がったばかりの書道作品の上にも。爪を立ててしまって作品に穴が開いてしまわないかドキドキ。

 

NYの街はサービスの質はピンキリですが、どんな分野であれトップレベルのサービスに出会えることも確か。
明朗会計だったことも大きなポイント。高額な医療費で知られるアメリカですが、ここの獣医さんでは、どのようなオプションがあるのかを値段とともに説明してくれました。(ちなみに人間のお医者さんではどんなに良い病院でも事前の値段説明はありません)
素晴らしい獣医さんと巡り会えたことに感謝するばかりです。

チェルシーという場所柄、お客さんも近所のおしゃれな人ばかり。待合室ではついつい飼い主と、大切に育てられていて気品漂う犬たちに出会いました。みーちゃんも外で動きがあるのが気になったのか、キャットケージの中からキョロキョロしていました。

予想外の出来事にバタバタした1週間でしたが、大事に至らずに終わり、ほっとするばかりです。今週は穏やかな週となりますように。

☆私が行った獣医さん☆
Heart of Chelsea Veterinary Group
https://heartofchelsea.com/

 

 


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