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NY 地下鉄の乗り方 - 電車の乗り方 -

過去2回にわたって掲載してきたNYの地下鉄の乗り方ですが、今回はその最終編、電車の乗り方です地下鉄
これまでの記事では、地下鉄の駅の見つけ方、そして切符の買い方についてご紹介しました。
過去記事はこちらからどうぞ。
宝石赤NY 地下鉄の乗り方 - 駅の見つけ方 -
宝石紫NY 地下鉄の乗り方 - 賢い切符の買い方 -

では、無事に切符が買えたら、どうやって正しい電車に乗ったらよいでしょうか。

まずは、改札を通過しなければいけません。
切符は、表面が自分の側に来るようにして、改札の溝に、手前から奥へとスライドさせましょう。
スライドさせるときは、割りと早めのスピード(0.5秒ぐらい)で行わないと、認識されないことがあります。
NYの改札は古く、性能が悪いです。何度か通しても認識されない時でも、諦めずに、同じ改札で認識されるまでスライドしましょう。
そのような時には、別の改札へ移らず、同じ改札で試しましょうとのメッセージが改札に表示されるので、通過できるまで同じ改札でスライドした方が良いです。(だいたい5回ぐらいやっているうちに通れるようになります)

では、改札を無事に通り抜けたら、ホーム探しです。
現時点から北側へ行くときはUptown、南側へ行くときにはDowntownと書かれたホームへ行きましょう。

以前の記事にも書きましたが、NYの地下鉄は基本的に南北に走っているので、ホームの区別もUptownとDowntownとなっています。

なお、東西に走っている地下鉄の場合は、どの方面に行くかでホームを探します。現時点から東へ行く場合は、BrooklynやQueensと書かれたホーム、現時点から西へ行く場合は、Manhattanと書かれたホームへ行きます。(BrooklynとQueensは、マンハッタンの東側を流れるイーストリバーを越えたところに広がっているエリアです。)

地下鉄は、急行と各駅の2種類で、ホームは通常、急行と各駅で分かれています。そのため、急行の停まる大きな駅の場合は、方面だけでなく、ホームの確認も必要です。どの電車に乗るかを事前に確認しておけば、その路線名が書いてあるホームに行けばOKです。なお、市販やガイドブックに付いている地下鉄の地図を見ると、地下鉄の駅が白丸と黒丸で分けられていると思いますが、白色が急行停車駅、黒丸が各駅の駅を表しています。

グランドセントラル駅のダウンタウン行き、4、5番線のホームの標識。夜遅い時間はホームが変わります、等色々書いてありますが、ポイントは、Downtownの文字と4、5という数字です。

日本と違い、詳細な時刻表はありません。乗りたい電車がどれぐらいで来るかは電光掲示板で確認ができます。

写真の一行目は、先頭の矢印が右を向いているので、4番線が右側のホームにまもなく来ます、というアナウンス。

実際に電車が到着したら、念のため、電車の側面で正しい電車か確認すれば、完璧です。

もし、やって来た電車が行きたい駅に停まるか分からない場合は、
"Will this train stop at xxx station?"
と聞いてみましょう。

また、どの電車に乗れば良いか分からない場合は、
"Which train can I take to go to xxx station?"
といった感じで聞いてみれば、"4"とか'6"といった感じで教えてくれると思います。

なお、たまに地下鉄の会社の都合で、各駅のはずの電車が途中から急行になってしまったり、電車が続いていて線路が混んでいる時には、停まるはずの駅に停まらなかったり、なんてこともあります。
そうした時には、通常、係員のアナウンスがあり、乗客もわらわらしているので、上記の英語表現を使って、近くの人に声をかけてみると良いと思います。ニューヨーカーは、助け合いの精神があり、困っている人がいたら、親切に教えてくれます。

ただ、アメリカ人には「言葉を発しないと通じない」ので、困っている時には、地図を見てわらわらしているのではなく、勇気を出して、とりあえず近くの人に「聞いてみる」という行動を起こすことが重要だと思います。


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