NYから日本を考える

NYで迎えた令和の時代

大変ご無沙汰してしまいましたが、お元気ですか。
5月になっても気温が安定せず、初夏のような日の翌日に冬の終わりのような気温になったりしているNYです。
しばらく更新が滞ってしまっている間に、令和の時代が始まりました。

時差により、日本から13時間遅れのNY。
5月1日の天皇陛下交代を前に、4月30日にアメリカのメディアでは、このニュースが報道されました。日本のことはほとんど報道されないアメリカでは珍しい出来事です。
私が毎朝欠かさず見ているアメリカの朝のニュースでは、画面下に色々なニュースがテロップのような形で流れるのですが、そこでも、天皇陛下交代のことが報じられていました。
また、アメリカの新聞でも報道されていたようで、アメリカ人の同僚にも、「ねえねえ、日本で天皇が変わるって大きなことなの?」と聞かれたり。

NYの日本人の友人たちの間でも、令和の幕開けは話題になっています。
また、NYの日本領事館では、5月1日から7日まで、新天皇即位のお祝いの記帳台が設けられました。毎日4時までしか開いていなかったため、昼休みに会社を抜けて記帳に行ってきました。

領事館は、普通のオフィスビル内にあります。写真真ん中に日の丸サインがあるのが、受付。ここで身分確認が終わると、ビル内に案内されます。

領事館内は撮影禁止ですが、記帳のお部屋だけは、撮影可能でした。記帳部屋全体が分かるような写真を撮りたかったのですが、防犯カメラは写真に入ってはいけないそうで、ぎりぎり撮れた写真が、このブログのトップ写真です。

海外の領事館といえば、パスポートの更新と在外人選挙でしか行く機会がありません。
お祝いの記帳台は、普段、選挙の投票を行う小さな部屋に置かれていました。


部屋に入ると同時に、百合の心地よい香りが舞い込んできましたが、NY在住の日本人が生けられたそうです。そして、一番奥、金屏風を背景に、厳かに設けられていた記帳台。

署名だけかと思っていたのですが、メッセージを書く欄も。ペンも何種類かありましたが、せっかくの機会なので、ほとんどの人が使っていなかった筆ペンで記帳を行いました。
新天皇即位のお祝いの言葉に加えて、「令和の時代が、平和で笑顔あふれる時代になりますように。」とメッセージを書きました。新天皇と雅子さまの目に触れられるのかは分かりませんが、お二人の新しい時代を心からお祝いするとともに、令和が多くの人にとって幸せな時代となることを願っています。

新天皇の軌跡を報じる番組。

家族写真も。

記帳室内では、安倍首相の平成天皇への挨拶、平成天皇の挨拶、令和天皇の挨拶も印刷されていて、持ち帰りができるようになっていました。

皇室に入る前は、外交官として活躍されていた雅子さま。皇室に入ってからは、色々大変な時期も長かったと思いますが、雅子さまが笑顔で輝いていたのが印象的な新天皇の即位の儀式で、雅子さまのように世界を舞台に活躍されてきた方が、新天皇と一緒に新しい時代を築いていかれることは、日本人にとって心強いことだと思いました。

アメリカには王室はないので、王室への憧れのようなものはなんとなくあるような気がしていて、ケネディー一家は半ば王室のような位置づけですが、アメリカで王室と言うと真っ先に思い浮かぶのはイギリス王室。ハリー王子と結婚したメーガン・マーケルがNYで行ったベビーシャワーや、つい最近の出産も大きく報じられていました。
それに比べると、日本の皇室はまだまだアメリカでは知られていませんが、歴史ある日本の皇室、そして皇室が持つ高貴で独特の雰囲気は、日本ならではで、日本人が大切に守っていかなければ、と改めて思いました。

私は平成の時代の3分の1をニューヨークで過ごし、令和の時代も日本で過ごす時間は限られているかもしれませんが、令和の時代は、日本にいる日本人と同じような気持ちで迎えています。海外にいるからこそ見えてくる日本の良さは多くありますが、そんな日本の素晴らしさをもっとNYで広めていけたらと思っています。皆さんにとっても、令和が良い時代となりますように。

 


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