NYで驚きの体験

手帳の謎

日本にいたときは、1月も10日も過ぎれば、「今年も既に10日も過ぎちゃった」との流れの早さに少しの焦りと驚きを感じていましたが、こちらではそんな感情が全くわきません。

というのも、年を越した実感がいまだにないからです。

日本時間のタイムズスクエアのカウントダウンにも行きました。

友達に年賀の挨拶メールも送りました。

実家に届いた年賀状は全部スキャンして送ってもらいました。

今年の目標もたててみました。

 

でも新しい年が明けた感触がつかめないのは、お正月を日本で過ごしていないからです。

こちらでは、お正月という概念がなく、新年の挨拶はクリスマスと一緒。

グリーティングカードも、「A Happy New Year」というものはなく、「Merry Christmas & A Happy New Year」となっていて、クリスマスがメイン、新年のお祝いはあくまでそのおまけのような位置づけなのです。

所変われば文化や風習も変わるのは、とても面白いです。

「1年の計は元旦にあり」を実践するべく、新しい手帳を買いに街へ飛び出してみました。

日本だったら、最近では秋頃から次の年の手帳があちこちのお店に並んでいるし、バリバリキャリアウーマンの勝間和代さんや佐々木かをりさんは独自の手帳を発売していますが、こちらではそんな光景は見かけません。

無印良品にあった手帳はあまりにシンプルだったので、買うのをためらっていたら既に売り切れてしまいました。

Papyrusというかわいい文房具(主にグリーティングカードを扱っています)やさんにも出向きましたが、そこで見つけた手帳は、なんと2009年7月スタートで2010年6月エンド。アメリカの新学期が9月に始まることに対応しているようです。ビジネスマンは、会社支給の手帳とかあるのでしょうか。それとも、iphoneやblack berryでスケジュール管理をしているのでしょうか。みんな一体どうしているのでしょうか。

MOMAで開催中のモネの睡蓮展。こんな表紙の手帳があったらすてきです

私の手帳探しはまだまだ続きます。見つけたら、忘れないうちに目標を書き留めたいと思います。

その1つは、NYの隠れスポットを開拓すること。

ガイドブックでは最新ショップやレストランが重視されがちですが、NYには普段何気なく通り過ぎているところに実は歴史的遺産があったり、そして地元客でにぎわうお店が隠れていたりします。

そんなスポットを自分の足で歩き、目で見てここでお伝えしていけたら、と思います。


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